ベター・コール・ソウル【おすすめNETFLIXオリジナル・ドラマ】


ざわひろ

個人的スコア 9点(10点中)
あのブレイキング・バッドの悪徳弁護士、ソウル・グッドマンのスピンオフ・ドラマ。
いかにして冴えない弁護士は悪徳弁護士になったのか?
そこには意外と涙の人間ドラマがあった….。BBでおなじみの登場人物が出てきます!

「ベター・コール・ソウル」の基本情報

シーズン数 5
話数 各10話
1話あたりの時間 およそ40~60分
IMDb 8.7
URL https://www.netflix.com/jp/title/80021955

一介の弁護士だった男が、セコい悪徳弁護士となった訳とは? 「ブレイキング・バッド」のソウル・グッドマンの過去を描きエミー賞候補となったスピンオフ作品。
出演:ボブ・オデンカーク、ジョナサン・バンクス、レイ・シーホーン
原作・制作:ヴィンス・ギリガン、ピーター・グールド
(Netflixより引用)

ここがポイント!

  • なんだかんだ、ブレイキング・バッド知らなくても単品で楽しめます。BB観ていたら、より楽しさは増す!
  • ブレイキング・バッドからは想像もつかないようなジミーとマイクの姿が見られる。
  • あのガスはやっぱり昔から怖かった。
  • ジミーと兄チャックの確執、キムとの友情は思わずグッとくる。ほろ苦い人間ドラマがたくさん。

あらすじと感想(ネタバレほぼなし)

あらすじ

舞台はブレイキング・バッドの6年前である、2002年。後にソウル・グッドマンとなるジミー・マッギルは、本名を名乗り、アルバカーキの貧乏弁護士として活動していた。ジミーは大手弁護士事務所HHMを経営する優秀な兄チャックのダメな弟として、郵便係に従事しながら、通信教育で弁護士資格を取得した。チャックは電磁波に過敏に反応してしまう病気を患い自宅に引きこもり、ジミーは自身と兄の生活を必死に支えていた。一方、フィラデルフィアの警官だったマイクは、亡き息子の妻と孫娘の住むアルバカーキに移り住んできた。そこでジミーに出会い….。

感想

“人間関係がうまーく描かれた、骨太人間ドラマです。

しょーもないけど憎めない、悪い奴じゃないから憎めない、性根はたぶんいい人なんだよ!だから応援したいけど、何やってもなんかの上手くいかない、でも頑張れ…!と観ているこっちが思っちゃうのがジミー・マッギル。たぶん、我々視聴者の気持ちを代弁しているのが、親友であり弁護士のキムだと思います。キムはとてもしっかりした女性で弁護士としても優秀。だけどどうしてもジミーのことを気にかけちゃうんですよね。まあ、気持ちは分かります。あなたはいい人だから、成功してほしい、と願って応援したくなる気持ち。悲哀に満ちつつ、滑稽さもあり、観ているとため息をつきたくなります。

マイクとチャックの愛憎入り交じる兄弟関係、というのはこのドラマの大きなテーマでもあります。チャックはもともと狡い詐欺で稼いでいたマイクを本質的に軽蔑している節があります。が、一方で弟として可愛いと思っているところもあります。が、アホな自分の弟、というポジションに甘んじてほしいという歪んだ感情もあります。ジミーも、自分を絶対に認めようとしない兄への怒りと、兄を助けたいと想う気持ちが入り混じっており、双方に上手くいかない状態が続きます。その関係がずっと続いていくのが、なかなか観ていて心苦しいです。

一方のマイク。あ〜こうやってあの掃除屋マイクになっていくのか〜と、マイクの軌跡がよーく分かります。ブレイキング・バッド観てないとなんのこっちゃ?ですが、マイクという人物が次第に変化を遂げていく様子は、なかなか見応えがあります。冷静沈着、頭もキレる人ですね。でも、孫は溺愛。

個人的には、ナチョ推しです!”

俳優陣について

ジミー役のボブ・オーデンカークはNetflixドラマの『FAGO/ファーゴ』にも出てます。
左から、ジミー、キム、マイク。なかなか味わい深い写真ですねこれ。

まとめ

やっぱり、俳優陣の演技がすごく上手いです。派手な内容のドラマではないからこそ、俳優陣の演技で見応えあるドラマになっている、という部分も大きいと思います。

ブレイキング・バッド未視聴でも楽しめるし、観ていれば倍楽しめるドラマだと思います。